アメリカ大統領選挙は、民主党のクリントン氏が東部コネティカット州など9州と首都ワシントンで勝利を確実にし104人の選挙人を獲得する一方、共和党のトランプ氏が南部ルイジアナ州など16州を制して獲得した選挙人を137人に増やし、当選に必要な過半数の選挙人をかけた競り合いが繰り広げられています。
女性初の大統領を目指す民主党のクリントン氏と過激な発言で話題を集めた共和党のトランプ氏によるアメリカ大統領選挙は8日、東部の州から順次、開票作業が行われています。
アメリカABCテレビによりますと、クリントン氏は東部コネティカット州など9州と首都ワシントンで勝利を確実にし、104人の選挙人を獲得しました。
これに対し、トランプ氏は新たに南部ルイジアナ州で勝利を確実にしすでに制した15州と合わせて獲得した選挙人を137人に増やし、当選に必要な過半数の270人の選挙人をかけた競り合いが繰り広げられています。
一方、勝敗を左右すると見られる州の1つ南部フロリダ州では集計率93%の時点でクリントン氏の得票率が47.7%、トランプ氏が49.2%で、大接戦となっています。
勝敗は、日本時間の9日午後にも判明する見通しです。